2016年12月23日金曜日

地図的!アートワーク(No.175)

講談社FS(フェーマススクールズ)の
会員誌の表紙と巻頭特集を制作させて
いただきました。


制作したのは、表紙と巻頭6ページ分。

全ての取材と写真、文章とイラスト、
レイアウトデザインまで、つまり全部
まるごと制作。

なかなか面白い(と思ってます)内容
なのですが、残念ながら会員誌なので
表に出ることはありません。

うーん、それは残念(←自分が、ね)。
なので、この場で解説と共に、中身を
公開いたしましょう。

内容は、画像を拡大して読んでね。

ーー
まず、表紙↓
今回のテーマは「地図的!アートワーク」
です。
なんだそりゃ?ですよね。

講談社FSは、絵を勉強する人が利用する
添削サービスを提供している会社なので、
テーマはもちろん、絵に関することです。

そこで今回は、地図を描いたり読み解い
たりするように、絵(主に絵本関係)の
超ベテランの方々にインタビューをして、
絵を勉強している方々に対するアドバイス
をいただこう、という企画です。

ミノオカはイラストマップを制作する仕事
も得意にしているので、それと絡めて鎌倉
のアートマップのようなものも組み込んで
しまおう、という複合企画でもあります。

ま、かなり無理矢理ですが、読んで楽しく、
そこはかとなく役に立つ(ような気がする)
ミノオカの作風がそのまま出てますね。
(とうことにしておいてください。)

ーー
はい、では表紙をめくって1〜2ページ↓


どーんと、鎌倉のイラストマップです。

これは、ミノオカがコツコツ制作している
マップを活用しました。

このマップはベースだけ作ってあるもので、
目的に応じて様々なアイテムを描きたして
バージョンアップ出来るようにできてます。

今回の特集では、活用例にもなってますね。
利用してみたい、という方はぜひご連絡く
ださい!(と、宣伝)。

さて、内容ですが、インタビューした4名
を紹介しています。これを見ると気が付き
ますね。そう、全てミノオカのご近所さん
なのです。

これには訳があるんですが、それは後述。

ーー
さて、さらにめくって3〜4ページ↓

絵本・創作紙芝居作家のN野ヒデ子さん、
絵本ライター・シンガーソングライターの
N川ひろたかさん、のインタビューです。

(画像を拡大して読んでね)

自宅やアトリエ、お店にお邪魔させていた
だき、お話を聞きました。
さすが絵本界の超ベテランにして実力者。
金言の数々をいただきました。

なんというか、ほとんどミノオカが励まさ
れていただけのような気がしないでもない
のですが、記事を読む人も同じように感じ
ていただければ、と意図してます。

ーー
そして、まためくって5〜6ページ↓

元・長岡造形大学の学長であるK田豊成さん、
イラストレーターのN藤三重子さんご夫婦です。

すごい人がご近所にいたもんだな〜、と勝手
に感心しつつ、図々しくもお二人のお店に伺っ
てお話を伺いました。

(画像を拡大して読んでね)

金言レベルはさらに上がり、もう生き方指南
のありがたさです。文章力の限界もありますが、
記事で上手く伝わればいいなあ。

実は、インタビューの内容よりも、この地(
鎌倉の佐助ヶ谷)の50年前の様子の話が面白
すぎて、かなり長い時間話し込んでしまいま
した。

実は、もう1名、ミノオカの好きなご近所作家
さんを紹介したかったのですが、残念ながら
時間切れで掲載できませんでした。無念。

なので、ミノオカのマップ仕事を掲載。


特に、この絵本「おいしいレモン」で描いた
異時同図的なマップ風絵は、またぜひ描いて
みたい表現でもあります。
延々とこんな感じでロードムービー的に長々
と続いていって楽しめる絵巻物みたいな絵本
を創ってみたいですねー。

ーー

こんな感じの、表紙と巻頭特集6ページでした。

ところで、この記事で取材させていただいた
作家の方々は、全てノーギャラ!で受けていた
だきました。あまりにもありがたくて、もう
頭が上がりません。

結果的に、1960年代生まれのミノオカが、
50年代、40年代、30年代生まれの諸先輩方に
話を聞く展開にもなってます。

たまたまご近所に大御所作家さんたちが住んで
いて、以前から個人的に交流があったからこそ
実現したこの企画、ミノオカ自身が一番教えられ、
励まされつつ、人の情けのありがたさをヒシヒシ
を感じたのでした。

そんな雰囲気が、記事を読む人に少しでも伝わ
ることを願って止みませんです、ほんとに。


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