2013年10月19日土曜日

数学雑誌の動物たち(No.164)

学習雑誌「高校への数学」の
表紙イラストを描いてます。

かれこれ、もう10年以上、
正確には忘れるくらいズ〜と
描いているんですが、
最初の頃は手描き。そしてデジタル
なイラスト(といっても手描き風)、
そしてここ最近は木工立体を作って
デジタル合成しています。

で、記録のために、今年度の4月号
から12月号までの表紙イラストを
アップしておきますね。

「高校への数学」は、中学生の
ためのハイレベルな数学雑誌。
傍らにいるシロクマは、この雑誌の
キャラクターとして設定・制作した
ものです。

まず、4月号のイヌ。
頭が光ってますね(笑)。
これは、今年度のテーマで
「ひらめきどうぶつシリーズ」
と名付けてます。

次、5月号のキリン
全身ではなく、上半身のデフォルメで
表現するのが、今年度の立体制作のチャレンジ。
しかし、キリンはいきなり難易度が高い(笑)。
なので、親子表現で画面内に納めてます。

そして、6月号のワニ。
月刊誌なので、季節的な要素も必要に
なります。なので、雨の中のワニ・・・。
表紙の文字レイアウトの関係で、ナナメ
ってます。

で、7月号はセイウチ。
夏は水に関係ある動物になりますね、
どうしても。光っているのは、頭に
乗せているボール。ちょっと無理やり
かな。

どんどんいきます、8月号はライオン。
実は、おなじみの動物の方が作り難い。
イメージが固定されているので、思い切った
デフォルメがしにくいんですよね。
太陽の光を捕まえるライオン。この辺り、
ひらめき光ものが、少々苦しい。

9月号はパンダ。
毎回、木の感じを残すんですが、白黒パンダ
は、いざ作ってみると、着色に悩みました。
なぜか笹が光ってるのも、不思議です。
まあ、光る知識を食する感じで、ね。

さて、10月号はカバ。
いきなり電球が大きくなりました(笑)。
大きなな口に、大きなひらめき・・・。
立体は、作るだけでなく写真撮影も必要。
そして、どの角度から見せるかも重要。
毎回、レイアウトの制限の中、頭をひねる
ところなんです。

11月号は、フクロウ。
フクロウは知的なイメージがあるので、
学習雑誌にピッタリかな。
でも、表情が出し難い。怖くならないように、
かわいくなりすぎないように。

最後は、12月号のヤギ。
サンタと一緒に、といえばトナカイですが、
実は昨年度に登場させているので、今年は
ヤギで。バックに小さく飛んでいるのは、
だから昨年度のトナカイです。
昨年度は、飛躍する羽根のある動物シリーズ。
こちらも、機会があれば、また。

以上、今年度の4〜12月号の表紙イラスト
でした。
このシリーズは、まだ3月号まで続くので、
書店で見てみてくださいね。大きな書店の
学習書のコーナーに、たぶんあります。













0 件のコメント:

コメントを投稿