2012年3月14日水曜日

小学校で図工ーその4(No.148)

小学校での図工ゲスト授業の3日目。

いつも通り、黒板にタイトルを描いて
導入開始。

今回は、絵の具で描くデモンストレー
ションをやってみた。実はデモするか
どうかを大変迷った末での実行。目の
前で描いてみせる事は、おとなには有
効だけど、子どもに対しては「こんな
風に描きなさい」という押しつけ見本
になりかねない。ただ、中間地点での
刺激と、プロの絵描きとして出来る事
は何か?を考えて行ってみることにし
た。混色を見せながら、様々な塗り方
を試しながらの10分間。絵の具は、赤
・青・黄の三色と白黒。

結果的には、「絵の具で遊ぶ!」とい
う事を強調したので、効果はあったか
な、と思う。見学されていた先生方に
は大変受けたので、参観がある時など
は有効かも。もちろん、目の前の子ど
もの感覚を優先すべきだけど。

さて、後は制作の続き。
ちょっと進みが遅いなぁ、とのこちら
の心配をよそに、楽しそうに福笑い。
もちろんそれで良い。

みんな、悩みながら、楽しみながら、
自分の顔を「作って」いく。これだ
けでも面白い。でも、絵の具で塗っ
て完成してもらわなければ、外部か
らやって来た者の責任?が、と勝手
な思い。

まあ、真剣に楽しんでるから、それで
イイかな(笑)。

このあたりで、最後に予定している
「見せるための工夫」をするのは時間
的にも内容的にも無理だな、とあきら
めつつ、今回もあっという間の90分。

まだまだ、つづく。

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